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性器ヘルペス~受けておきたい婦人科検診

性器ヘルペスってどんな病気?
単純ヘルペスウイルスに感染し、膣や害陰部に1~2mm大の水泡ができる病気です。潜伏期間は約1週間。口唇(こうしん)ヘルペスの原因となるウイルスを1型、外陰部にできるウイルスを2型と分類しますが、オーラルセックスの普及によってどちらも口や陰部に感染するようになりました。

性器ヘルペスの症状について
初回感染のときは特に症状が激しいのが特徴です。外陰部にできた水泡がつぶれると、排尿もできないほどの痛みがあり、痛みのために歩けなくなって入院する場合もあり、水泡が潰れたあとは潰瘍状になります。唇の回りや内側にも水泡ができることがあるのでチェックします。特に、唇の内側は口内炎と間違いやすいので注意が必要です。検査では、水泡の破れたところを綿棒でこすってウイルスを検出します。

性器ヘルペスを放っておくと…?
放置しても自然に治りますが、初回感染の場合には症状が激しいので早めに受診してください。痛みが激しい場合には抗ウイルス剤を点滴します。
又、分娩時に胎児に感染すると結膜炎や髄膜炎になる可能性があります。髄膜炎は死亡率が50%と高いので、妊娠中の感染には特に注意が必要です。

性器ヘルペスの治療法や再発について
抗ウイルス剤を1週間服用するとだいたい症状は治まります。ただし、一度感染するとウイルスが神経細胞の中に入り込んでしまうため、ウイルスを完全に追い出すことはできず再発しやすくなります。酷い人の場合、毎月月経の度に再発することもあります。海外では少量の抗ウイルス剤を長期間(約1年)服用し続けて再発を予防しています。体が弱っていると感染・再発しやすいので日頃から疲れを溜めないなど日常生活での工夫も大切です。