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最終更新・記事内容確認日:2010/11/02

生理痛がきっかけで受診し、超音波メスによる円錐切除術で高度異型成を治療されたプリンさんの体験談

初めまして。私は現在27歳で、先月円錐切除を行った者です。今不安を抱えていらっしゃる方々の参考になればと思い、私の体験談をお話させて頂きたいと思います。

私はもともと生理痛がひどかったのですが、ここ2年ほど痛みが一段と増したため、ピルを処方してもらう目的で今年(2011年)の2月に婦人科を訪れました。その際子宮頸癌の検査もして頂いたのですが、その時はまったく子宮頸癌の結果など気にしていませんでした。
翌月に再度病院を訪れた際、まさかの細胞診結果クラス3と言われました。子宮頸癌の知識すらなかった私は、自分ががんなのかもしれないと思い本当にショックで、毎日毎日何をしても涙が溢れ出てくるような精神状態でした。3ヶ月後にもう一度再検査しましょうということになり、5月にまた細胞診をしたのですが、やはり結果は同じくクラス3。その後6月に組織診を行い4カ所の組織を切り取ったのですが、その結果採取した4カ所のうち1カ所が高度異形成であると判明しました。

主治医からは3ヶ月後にもう一度検査をするか、もしくは円錐切除をするかですと言われたのですが、この時の私は来春結婚することが決まっており、子供も授かりたいと思っていましたし、何よりこの不安な精神状態から早く解放されたいという気持ちが強かったため、すぐに紹介状を書いていただき円錐切除することに決めました。
この時初めて九州に住む母に電話で連絡し、高度異形成であること、手術することになるかもしれないということを涙ながらに伝えました。こんなことを言うと母はかなりショックを受けるだろうなと思っていたのですが、その時の母はとても力強い声で「大丈夫よ!お母さんが行くから!何の為のお母さんだと思ってるの!?心配しないでいいから、気をしっかり持ってね!」と励ましてくれて、その声がとても心強く涙が止まりませんでした。

7月に紹介状を持って病院に行くとコルポ診で病巣の確認をし、すぐに手術の日程が決まり、その日に入院前の血液検査や心電図などの検査を行いました。入院日程は3泊4日。手術は超音波メスによる円錐切除と説明を受けました。 自分なりに調べた結果、超音波メスを使用している病院はあまり多くないようで不安でしたが、執刀医によるとレーザーや電気メスと同じく、高熱で組織を焼き切るため出血も少ないということでした。 手術の前日に入院し、翌日いよいよ手術。手術前に血栓防止の為に弾性ストッキングを履き、ベッドごと手術室へ移動しました。中には6〜7人ぐらいのスタッフがいたと思います。麻酔は脊椎麻酔だったためすごく不安でしたが、まず腰のあたりに痛み止めの注射を打ち、それから麻酔の注射を打ったため思ったほど痛くはありませんでした。その後に眠くなる点滴とガスを流され、気づいたときにはもう手術が終わっていました。手術室に入ってちょうど1時間が経っていました。その後下腹部に生理痛と同じ重たい痛みがあったため、痛み止めの注射と座薬を入れてもらいましたが、翌日には痛みも完全に治まり、立って歩くことができ、次の日無事退院へと至りました。麻酔の副作用の為か退院から2日間ほどは頭痛がひどかったため、とにかく安静にしていました。

10日後に病理検査の結果を聞きに病院へ行き、結果は組織診と同じ高度異形成で、悪い所はすべて取りきれましたということでした。またその時の内診で、手術の際に子宮口の癒着防止の為に入れられていた管を抜いてもらいました。今は術後から2週間以上経ちましたが、大出血などもなくごく少量のおりものがあるのみです。次は1ヶ月後に細胞診を行う予定のためまだまだ気を抜くことはできませんが、とりあえず一山超えたというかんじです。 退院の際に看護士さんからされたのですが、女性の子宮は冷え性と深く関わっているそうで、とにかく足首・ヒザ・腰を冷やさないように心がけるだけで大分違うそうです。

また、これは嘘のような本当の話なのですが、生理痛によく効くとされる三陰交と呼ばれるツボが内くるぶしから指3〜4本分上の所にあるのですが、私の場合はそこに軽く触れるだけでも痛かったため、よく自分でマッサージなどを行っていました。そのツボを術後に触ってみたところ、全く痛くないんです!誰かに足を掴まれたら「ギャー!」と叫びたくなるほど痛かった足首が、全然痛くないのです! これは手術で悪い細胞を取ったからに違いないと思わずにはいられないのです。というのも、元々そのツボに痛みがあったのは右足首で、高度異形成があった場所も右側の頸部だったからです。 ただの偶然かもしれませんし、真意のほどはわかりません。が、三陰交は婦人病に効くツボということらしいので、これからも気をつけてマッサージなどしてみようと思います。

長くなりましたが、今は本当に早期発見できたことに感謝しています。あのとき生理痛を我慢して病院へ行かなければ、もっと進行していたかもしれません。最近では20代の女性にも子宮頸癌または高度異形成になる方が増えていると言われていますので、より多くの人に検診を受けてほしいと思います。
最後に、初めて子宮頸癌かも。。。と思った日から、何度もSarryさんのウェブサイトを訪れて子宮頸癌や高度異形成について勉強させていただきました。 本当に役に立ちました。今後も多くの不安を持っていらっしゃる女性の方々のために、このウェブサイトの運営を続けて頂きたいと思います。ありがとうございました。


この体験談に寄せられたコメント(こちらの体験談にコメント(感想)を掲載できます!メールでお寄せください。)
管理人@sarry:体験談へのご協力、ありがとうございました。冷えは免疫力を低下させますので、私も真夏でも体を冷やさないように気を付けています。ツボのお話も、ありがとうございました。



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[追記:2009/07/27]
当サイト内記載情報は、なるべく幅広く・新しいものを掲載したいと思っていますが、管理人@sarryが子宮頚部異形成の治療を行ったのは2006年2月です。私が気付いた点や新しく得た知識・情報等は加筆・追記等でお知らせしたいと思っていますが、対応出来かねない場合も勿論、御座います。当サイト上に記載されている情報はあくまで管理人@sarryが体験した時点での個人体験談・感想・意見・知識であることを念頭に、ご自身の判断・責任の元にご利用下さい。当サイトで得られる情報・コメントは、あくまで参考程度にし、詳しくはあなたの状態をよくご存知でもある主治医にご相談・ご確認くださいますようお願い致します。
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