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管理人@sarryの異形成体験談「一気に読むページ」

擬陽性(3a)の告知

子宮頚癌細胞診 結果擬陽性  2005/03/23
前回の言葉が気にかかり、細胞診の結果を聞きに来院しました。
検査のときと同じ女性医師は一枚の検査結果票を指しながら言いました。

女性医師:「前回の子宮頚癌細胞診の検査結果ですが、擬陽性と出ています。」
私:「擬陽性??」
女性医師:「細胞診の結果は1~5で分けられていて、1と2は正常、4と5は癌(がん)。そして3はその中間です。3も正常に近い結果を3a、4に近い結果を3bと分かれていて、あなたは3aです。」

患者が動揺しすぎないようにこういう説明の仕方をしているのかもしれませんが、女性医師の淡々とした説明はまるで「今日は何を食べましたか?」そんな他合いもない会話のように聞こえました。

「この擬陽性という結果が出ると、3ヶ月に一度細胞診を受けて経過を診ていくことになります。前回が12月だから・・・3ヶ月経過しているので本日も細胞診を行ってみましょう。消えていることもありますので。」
結果を聞くだけ・・・と思っていたのですがこの日も細胞診を受け、1週間後の検査結果までただ待つことになるのです。

結果は精密検査へと・・・  2005/03/30
検査後の2日間は検査結果が気になって仕方ないのですが3日目ともなると平穏な日常の気持ちになりそんな風に4日間過ごしていると、明日検査結果を聞くんだΣ(゜д゜)と思い出してまた落ち着きがなくなるのです。この後何度も細胞診や組織診を受けましたが、慣れることなくこの気持ちの変化は訪れました。

女性医師:「今回もやはり細胞診結果3aと出ています。」

検査結果票にある”クラス3a”という表記に戸惑っている私に女性医師は、
「細胞診の”クラス”と、癌(がん)の”クラス”は関係ないので混同しないようにね。
同じ”クラス”という分類なのでよく癌(がん)のクラス3と勘違いする人もいるけど、全く違いますからね。
癌(がん)だったら今回受けた細胞診で4か5の結果が出ているはずだから。ちょっと怪しい細胞があるけど炎症があるのでそれが影響してるかもしれないし。
なるべく早く国立がんセンター中央病院か大学病院で精密検査を受けてください。」

細胞診検査結果票と紹介状を手に、軽いショックを受けてクリニックを後にしました。

帰宅後、気持ちが落ち着かず母に電話をしていました。
私よりもショックを受けるかと思っていた母が「癌じゃないなら大丈夫よー。ちゃんと精密検査受けなさいよー。」あっけらかんとそう言う母の言葉に安心し、自分の現状をしっかりと掴みました。

高度異形成の告知

精密検査 コルポ診と子宮頚部組織診  2005/04/04
まだ肌寒いこの日、なんともいえない威圧的な空気を感じながら国立がんセンター中央病院を訪れました。
大学病院同様、初診患者は朝早く(7:30位)から整理券を受け取り予約患者の合間に番号順に初診を受けることになります。次回からは予約できますが初診は後回し・・・という印象でした。

国立がんセンター中央病院では他医院からの紹介状がなければ受診できません。
となるとこの開院前の薄暗いロビーで待つ人々はどこか別の病院で癌検査(がん検査)に引っかかり精密検査を受けにきたり、あるいは別の病院でお手上げ!となって紹介状を手に転院してきた人たちということになります。
私は20代の健康そのものに見える女性でしたので違和感があったことも事実ですが、みんな自分のことでそれどころではない状況の人たちです。

開院し照明も明るくなり予約患者やお見舞いの人などが行き交い出すとロビーも清潔感漂う雰囲気になりました。30分程経つと私の名前が呼ばれ、「2階の婦人科受付に行くように」とビニール製の手提げ袋を渡されエスカレーターで2階へ移動しました。

婦人科受付に向かう廊下で別科の待合室を通るのですが高齢の方が多く、「お若いのに気の毒にねぇ・・・」そんな風な目で見られているような気がしました(多分気のせいですが)。

婦人科受付でビニール製の手提げ袋を渡すと、受付の女性から「予約患者さんの合間に入ることになりますので14時か・・・本日は診察を受けられないこともあります。」と説明を受け時計を目にするとまだ10時・・・それでも待つしかないのだよなぁと気長に待つことになりました。

14時近くに名前を呼ばれ、ある医師の診察室に入りました。
「こんにちわ」と挨拶するもその医師はカルテに向かって記入を続けていたので私は更に声を上げて「こんにちわ!」と繰り返したところで初めて私の顔を見て「お掛けください。」とおっしゃいました。

受付で提出していた紹介状に目を通され、「今回はコルポ診組織診を行います。酢酸を塗り病巣を見やすくし、コルポ鏡で病変を拡大し(コルポ診)、怪しい肉片を米粒程度採取します(組織診)。ほんのちょっと痛みがあることもありますがすぐに終わります。」と説明を受け、私は診察台に上がりました。

器具を入れているな、という違和感と摂取したときの痛みはほんのちょっと(手の甲をちょっと摘んだくらい)ありましたが「痛い!」ということはありませんでした。子宮頚部が痛みを感じにくい場所でよかった・・・(子宮体部の検査では飛び上がる程痛い、と聞きますよね)。

採取は怪しい部分が数箇所あればその数箇所から摂取します。
私の場合は7箇所から1mm~3mm、5mm~7mmの肉片を採取したそうです。

「組織を摂取したので出血していますからガーゼが入っています。帰る前にトイレでガーゼの端が出ているか手で確認してお小水をしてみてください。たまにガーゼが尿道を圧迫してお小水が出にくいことがありますので、その場合は婦人科受付にお声を掛けてください。今日はシャワーにして寝る前にガーゼは取り出してください。検査結果は1週間後に出ますので1階受付で次回予約をして帰ってください。私でもいいですし、別の先生でも構いません。」とまたカルテに何かを記入しながらおっしゃいました。
そして、「今見た感じでは、癌(がん)になってはいないと思います。」と言われ、それまで緊張していた私は少し安心しました。診察室に入り、出るまでの時間は30分位でした。

先程言われたことをトイレで確認して、会計で約7,000円を支払い次回の予約をして帰宅しました。

高度異形成の告知  2005/04/10
12時の予約時間に来院しましたが、婦人科というのは診察以外に診察台に上がる準備と下りて着替えるのに5分前後掛かるせいでしょうか、予約時間とは予約順番という役割は持つものの時間は2時間程遅れ、14時にようやく前回と同じ医師の診察室に入室しました。
ぼーっと待っていた頭が急に緊張を感じます。結果はどうなんだろう・・・

そして私は今日、高度異形成であることを告知されました。
「前回の検査結果ですが・・・」と医師は子宮頚部異形成から癌へと進行する過程が載ったプリントを指しながら説明を始めました。
正常細胞が子宮頸癌になるまで

軽度異形成中等度異形成は可逆性であるので行ったり来たりしますが、高度異形成というのは軽度・中等度とは違い、軽くなることはありません。軽度は1~2%、中等度は20%、高度異形成は40%が子宮頚癌(子宮頚がん)へと進行します。」その医師はプリントに数字を記入しながら丁寧に説明を続けました。

高度異形成は癌(がん)の一歩手前ですが癌ではありません。2ヶ月に一度検査を受けて、1年経っても変わらないようであれば手術をお勧めします。円錐切除術といって子宮頚部を円錐状に切り取りますが将来の妊娠や出産に影響はありません。」

私は、「40%は癌(がん)へと進行して残り60%は高度異形成は無くなるのでしょうか?」と質問したところ、医師は「いえ、60%は異形成のままで癌(がん)に進行しないのです。」と答えました。

プリントを手に診察室を出ると、待合室にいる女性達の注目を浴びます。「この人癌(がん)と告知されたのかしら・・・?」そんな風に見られるのがイヤで(多分誰もそんなこと思っていないでしょうが)、私は平気な顔をして婦人科を後にしました。
こうして2ヶ月後に1度、国立がんセンター中央病院で精密検査を受ける生活が始まりました。

 

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中等度異形成への可逆

2ヶ月後の再検査  2006/06/06
初めて子宮癌(子宮がん)検査を受けて約半年が過ぎ、私の生活はすっかり変わっていました。
癌(がん)になる日が近い・・・そんな不安に駆られて仕事中に突然泣き出したり、自宅でも何かをしていないと落ち着かずネットサーフィンをして色んな患者さんのHPを拝見してみたり・・・
そうすることで安心することもあれば余計不安を感じてしまったり、不安定な精神状態でした。

私の場合、仕事が心と体の大きな負担になっていたこともあり辞職し(家族の支えに感謝しています)、なるべく安定した気分で毎日を過ごせるように好きな時に無理なくできる仕事に切り替えました。
そうやって2ヶ月を過ごし再検査を受けました。

2ヶ月ぶりの国立がんセンター中央病院でしたが人は多く、前回同様、予約時間を2時間程過ぎて診察室へ呼ばれ、細胞診コルポ診組織診を行いました。

「見た感じどうですか?」と不安そうに質問する私に医師は、「癌(がん)にはなっていないと思います。そんなに急に進行することはありませんからね。」とカルテに記入しながら答えてくれました。

中等度異形成への可逆  2006/06/13
再検査から1週間後、国立がんセンター中央病院の診察室で検査結果を聞いて”異形成”の難しさを実感しました。前回の精密検査から2ヶ月、高度異形成から中等度異形成になっていました。

「異形成が軽くなったというよりも、組織診で高度異形成の一番怪しい部分を採取したことにより今回の検査では中等度異形成になったという感じです。こうやって取り続けることで異形成がなくなることもありますので様子をみていきましょう。」と医師は検査結果を説明しました。

私はこのとき迄に4回細胞診を受けていましたが検査結果票に毎回書いてあった「消炎後の再検が望まれる」という内容に疑問を感じていたので質問してみたところ、
「炎症があるようですがそのことと異形成とは関係ありません。」と医師は答えました。

“消炎後の検査が望ましい”とあるのに炎症の原因が何なのか?という検査はしないのです。
炎症を消す薬を処方されるわけでもなく、ここでは癌(がん)の検査だけしかしないんだなーと思いながら診察室を後にしました。

早く手術をしてすっきりするか、2ヶ月に一度の検査を1年間続けるのか・・・手術の決断をすることもできずまた2ヶ月後に検査か・・・そんなやるせない、どこにも動けないような気分でした。

これまでの私は、自分で決断をしてサクサクと物事を決めてさっさと行動する生活を送っていたので、2ヶ月に一度受ける検査結果の様子を見ながら1年間ただ待つことしかできないという現状をもどかしく感じていましたが、同時に、自分でどうすることもできないことがあることも体験しました。

円錐切除術の勧め

下腹部のモヤモヤ感  2005/08/15
3度目の国立がんセンター中央病院にすっかり慣れ、最初は戸惑っていた私も病院内を探索し売店でお茶を買いました。予約時間から2時間待たされることも予測し本まで持参。

4月くらいからずっと下腹部にモヤモヤとした違和感のようなものがあり、それがだんだん強くなってきているような自覚がありました。
医師にそれを訴えると、「子宮頚癌(子宮頚がん)では初期症状は全くないし、不正出血がないのであれば関係ないです。」と言い切られてしまい、気にしすぎかな・・・と思うことにしました。

今回も細胞診、コルポ診、組織診を行い「見た感じでは癌(がん)ではないと思います。」という医師の言葉に安心し、診察室を後にしました。

この日は1階にあるスペースでお茶をしてみました。ふと1人の女性が目に入りました。
すごく小柄な女性で頭に布(スカーフ?)を巻いてあり抗癌剤治療で頑張っているんだな・・・と当たり前のことですがこの国立がんセンター中央病院に入院して闘っている癌患者さんもいる、という姿に初めて気が付きました。
私なんて前癌病変(前がん病変)。仮に進行してもごく初期で発見・治療できる・・・
不安に駆られて突然泣き出していた頃の自分が恥ずかしく思えました。

円錐切除術の勧め~転院を考える  2005/08/22
国立がんセンター中央病院で精密検査を受けるようになって3度、半年が過ぎました。
診察室で担当医師を前にしても緊張することもなくなり、前もって疑問に感じたことを聞けるようになりました。
以前は検査結果を聞くだけで精一杯で質問はどこかへ飛んでしまい、ただ「・・・はい。」という返事をしているだけでした。

「検査結果は・・・高度異形成ですね。円錐切除術をご検討されたほうがいいかもしれません。他の病院では0期の癌(がん)と診断されるかもしれないというギリギリのラインです。
ですが当病院では円錐切除術を行っていないのでここで受ける場合は子宮摘出になります。
あなたはまだ若いし、妊娠出産をご希望されるでしょうから、円錐切除術を行っている他の婦人科病院を探した方がいいと思います。」

国立がんセンター中央病院はその病院柄、「癌(がん)」の根治を一番に考えるようです。将来子供を希望するか?よりも癌(がん)の元が微量でも残らないように子宮を取ってしまおう、というわけです。

この担当医師は他の婦人科病院で円錐切除術を受けることができると教えてくれたので私は国立がんセンター中央病院の病院としての目的を知ることができ、別の病院を探して子宮を守ることができましたが、もし担当医師がそう言ってくれなかったら・・・私は子宮摘出しかない、と思い込んでしまったかもしれません。
医師とのコミニュケーションの大切さと、病院には目的があるということを知りました。

大学病院への紹介状を用意してくれましたが、私はこれまでの検査結果データが欲しいと思いその旨伝えると、コピーを用意してくれました。
この次の病院で過去の検査結果データの大切さを体験するのですが、医師に「検査結果データが欲しい、と言い難い」という話も聞きます。
しかし、実際にコピーしてきてくださるのはほぼ看護士ですし、何より自分のデータを自分で保有するのは当然なことだと思います。

検査結果は高度異形成でもデータの中にはそれ以外の情報も記載してありますし、同じ高度異形成であっても中等度異形成寄りなのか0期に近いのか?手術に踏み切るべきか?そういう細かい情報が記載してあることもあるのではないでしょうか。
自分の体のデータを自分で保有するのは当たり前のことだと思うし、病院にとっては「患者=お客」です。ためらわずに堂々と言って欲しいと思います。

 

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転院~病院探し

転院先病院との出会い
国立がんセンター中央病院での治療ができないことが判明し、転院することになり病院探しが始まりました。

丁度この頃本屋さんで1冊の女性誌をなんとなく手にし、ある記事を目にしました。
「子宮頚癌(子宮頚がん)検査を受けよう!」という主旨のその記事は、女性誌編集部女性2人が子宮頚癌(子宮頚がん)検査を受けに行くという目線で体験し記事にしてありました。以下、女性誌で掲載されていた記事の一部です。

―引用ここから―『早期に正確な診断ができる、より精密な検査を導入!
△△病院、○○先生
「精度の高い検診が頚がんの早期発見のポイントです」と話す○○医師。
そのため、子宮頚がん検診で行う通常の細胞診に加え、コルポスコープ(膣拡大鏡)を用いて、わずかな病変を見逃さないようにしています。また、細胞診で異常が出た場合に行う組織診でも、コルポスコープの導入だけにとどまらず、あまり行われないヒトパピローマウイルス(HPV)検査も行い、あくまでより確実に短期間で判定がつく検査にこだわっています。
「”悪いものがあるかも”と言われながら、判定が出るまで長期間通院するのは精神的にも肉体的にもつらいことです。意味のない経過観察や通院を可能な限り減らし、がんなのか、そうでないのかをより早く確実に判定できるようにと思ったのです。
治療時も同じで、早期で発見できれば簡単な円錐切除術が可能なため、無意味に入院する必要はないと日帰り手術を実行。患者の負担を減らしたいとの思いが伝わってきます。』―女性誌より引用ここまで―

記事が充実していたこともあり私もその病院に行ってみよう!と予約を取ることにしました。
予約の電話をすると、
「”婦人科検診”という理由で予約をお取りすることになると2ヶ月先まで予約で埋まっています。
ですが、”調子が悪い”という理由でしたら1週間後にお取りできます。」と感じのいい話し方でその女性(看護士)は言いました。

「ご希望の医師はいらっしゃいますか?」という質問に私は「いいえ、とくにありません。」と答えたのですが女性誌に載っていた医師を指名すればよかった、と後々思い知ることになります。

転院先の病院

転院先の病院  2005/10/24
女性誌で知ったこの病院を訪れ、有名な病院なんだなー、ということは待合室で順番を待つ女性の多さで実感しました。しばらく待つとある診察室に通され、女性誌に載っていた医師ではありませんでしたが、にこやかに「どうされましたか?」と対応してくださいました。

子宮頚癌(子宮頚がん)検査をお願いしたい、ということと去年末頃から続いていた下腹部のモヤモヤとした違和感があることを告げると、
女性で下腹部の痛みというとクラミジア感染を婦人科では考えます。子宮頚癌(子宮頚がん)の検査と同時にできますし痛みも全くありませんので検査してみましょう。」と、国立がんセンター中央病院の担当医師には無かったにこやかな顔で診察台へと導いてくれました。
看護士も優しさを感じさせる表情で行動しており、働きやすい環境なんだなーと、明るく丁寧な印象を受けました。

高度異形成が2ヶ月で消えた!?  2005/10/31
前回と同じ医師を受診し、クラミジア・トラコマチス抗原DNA結果が陽性であるとの報告を受けました。まさか自分が性病にかかっていたとは・・・!

ショックを受け、さらに異形成の結果報告を聞くと思っていたのですが、
「子宮頚癌(子宮頚がん)の検査は細胞診クラス2で正常でした。」とその医師は言ったのです。
高度異形成だった細胞がたった2ヶ月で正常に戻るのか?
高度異形成から正常細胞に戻る事はあまりない、と国立がんセンター中央病院で説明を受けていたので尚更、頭の中が???になっていました。

この日はクラミジア治療の抗生物質クラリスを2週間分処方してもらい帰宅しました。
クラミジアはクラリスを2週間飲めば100%完治するのですが性病であることからも分かるように、パートナーも一緒に治療をしなければなりません。
片方だけ完治してももう片方が完治していなければまた自分に感染してしまうからです。(ピンポン感染

しかし男性は自覚症状があまりない為、なかなか自分も感染しているとは思いたがらずに病院(性病科、泌尿器科)に行く事も拒むことが多いようです。
以前はパートナーの分もクラリスを処方してくれていたそうですが、現在は保険の関係でパートナーの分のクラリスは同時には処方できないそうです。病院によっては1ヶ月後のクラミジア再検査時にパートナーの分を処方してくれることもあります。

帰宅後、知り合いの子宮癌(子宮がん)を専門としている婦人科医に
「高度異形成が2ヶ月で消えることはあるのか?」と質問してみたところ、
「あなたのおっしゃるように2ヶ月で高度異形成が消えることはありません。恐らく細胞診のみでコルポ診を行っていない為、病変が分からずにたまたま正常細胞の部分を採取したのでしょう。」という回答でした。

これまでの経緯を医師に全く話さずにただ子宮頚癌(子宮頚がん)検査をお願いした私がいけなかったのだと思います。また2ヶ月後に、今度は女性誌で名医として紹介されていた医師を指名して経緯をお話しして再検査を受けることにしました。

主治医との出会い

執刀主治医と出会う  2005/12/03
この日、私が円錐切除術をお願いすることになる主治医と初めて会うことができました。
午後最初の時間を予約していたということもあり20分程度待つと名前を呼ばれ診察室へと通されました。
この病院婦人科に来る女性の大半はこの医師の評判を聞きつけてこの病院へやってくるということもあり大変忙しそうで、2つの診察室を交互に行き来されて診察をされていました。
婦人科の場合女性が診察台に上がる場合、個人差はあるでしょうが3分~5分程度の時間が掛かります。その間、この医師は隣の診察室で別の患者さんに対応しているのです。

忙しさが伝わる分、話しかけにくいのでは?と思う方もいらっしゃるでしょうが私が診察を受けた医師の中で一番口数が多く、理解しているかどうかを知る為に先生から質問をされます。
この日受けた超音波エコー検査で「これはなんだと思う?」とエコー画像を指して言い、私が考えていると「卵巣です。ここに卵が見えるでしょ?1個2個・・・。この黒く写っているのがお小水です。」と丁寧に、だけどテキパキとテンポよく診察してくれます。

又、PCに用意してある膣~子宮周辺の画像を説明に使用し、必ず顔を見て目を見て私の名前を何度も口にして対応するのです。そして最後には必ず「質問はない?どんなささいなことでもいいですよ。」とおっしゃってくださいます。

この日私は、異形成の告知を別の病院で受けたこと、2ヶ月前にこの病院の別の医師の子宮頚部細胞診で正常だと告知を受けたことをこの医師に話し、再度、細胞診、コルポ診と、この病院で力を入れているヒトパピローマウイルスDNA型判定検査を依頼しました。

検査の前に子宮や卵巣の状態を診る為に腹部エコー検査を行い、「今日は左卵巣がよく見えない(便が邪魔)ので次回また診てあげます。」と言い、
「コルポ診で病巣を確認できたので組織診も行いました。」と報告を受けました。

この医師は私が今までに出会った医師とは全く違い、医師にありがちな自分の担当の病気だけを見ていればいいという考えは感じられず、この日私は風邪を引いていたのですが診察台で検査をする際に咳をしていた私に「風邪?その咳気になるねー。ちょっと熱っぽいんじゃない?」と気に掛けたりして、婦人科だけを診るというよりはその患者さん個人全身を診る、という考え方の医師でした。

「前回、別の医師にクラミジア治療のパートナー分のクラリスを処方してもらえると言われたのですが・・・」と言うと、快く処方してくれたのもこの病院の特徴かもしれません。
又、「トリキュラー(低容量ピル)はありますか?」と尋ねると、
「ピル飲んでるの?偉い!僕はもう500人以上の女性に勧めてますよ。低容量ピルの副作用を心配してる人もいるけどそんなこと全くないし、むしろ子宮体癌や卵巣癌の予防になります。子宮頚癌(子宮頚がん)はウイルスが原因だから性病の癌だからね。」とおっしゃいました。

「当医院をお知りになったきっかけは?」と質問を受けて、女性誌で紹介されていた医師の記事を読んで予約しました。と話すと、「あー!読んでくれたんだ。嬉しいねー」と私の顔を見て少年のようにニコニコして言いました。

通常、細胞診、組織診の検査結果は1週間で判明しますが、HPV-DNA型判定検査(HPV遺伝子検査)には2週間必要だということで2週間後に予約して帰宅しました。

ヒトパピローマウイルスDNA判定結果 陽性  2005/12/17
「ええと、sarryさん・・・前回の検査の結果ですね。」とHPV-DNA判定結果表を差し出され、
「まず最初にどこを見る?」と主治医。
「DNAの型・・・?」と答える私に、「まず最初に名前を見なきゃ!僕が間違えて別の人の結果を渡してるかもしれないよ。」と、HPV型が気になっていた私の緊張を解してくださいました。

「まず、HPVには感染しています。子宮頚部異形成がある人は必ずHPVに感染しています。HPVがいなくなると異形成もなくなります。あなたは51型と”未知の型”2種類のHPVに感染しています。」

HPVは約100種類のウイルス型があり、その中でも子宮頚癌(子宮頚がん)の原因になるのは数種類です。
「未知の型、というのはイボを作る型だと思います。子宮頚癌(子宮頚がん)を引き起こす型はもう出尽くしていて、16・18・31・33・52が高リスク型です。あなたの51型はその次にリスクのある型です。」

組織診の結果が中等度異形成ということもあり、3ヶ月後まで様子を見ることになりましたが、HPVの型や51型はしつこいという性質も考慮して円錐切除術を考えたほうがいいと仰いました。

この日はクラミジアの再検査も行い、始終咳をしていた私に「風邪?前回も咳してたね。」と気に掛けてくれ、この頃私は風邪を1ヶ月もひいて別の病院の内科を2ヶ所受診していましたがなかなか治らないことを伝えると、
「ちょっと高いけどすごくよく効く薬があるから処方しましょうか?僕はあなたの主治医だから頭痛でも風邪でも何でも言ってください。薬も処方できるし、紹介してあげますから。」と今までどの医師にも言われた事がない言葉を頂きました。
この後、主治医処方の抗生物質(ジスマロック)で1ヶ月治らなかった風邪(咳)は4日程で治りました。

 

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円錐切除術の選択

病院に目的があることを知る  2006/01/16
前回受けたクラミジア再検査の結果は陰性でした。
この日私は、これまでに他院と国立がんセンター中央病院で受けた細胞診、組織診の検査結果データを主治医に見てもらおうと思って持参していました。

「これまでの結果データを持ってきてみたのですが・・・」と言うと、
「是非見せてください!今迄の経過が分かると尚いいです。」とおっしゃって目を通し始め、
「これ…国立がんセンター中央病院だよね。。こんなことするんだよねー。ちょっと見て!」と研修医の医師にもデータを見せて、
「ね、こんなことして許されるのは国立がんセンター中央病院だからだよ。何先生が担当でした?」「○○先生です。」と言うと、「あー、知ってますよ。悪い人じゃないんだけどね、病院の性質上、癌(がん)にならないと治療しない病院だから。」と説明を始めました。

子宮頚部高度異形成と診断されると円錐切除術を勧めるのが婦人科癌治療の通例のようで、その理由としてはコルポ診、組織診で検査できるのは子宮頚部表面の組織である為、内部で高度異形成が初期癌(初期がん)に進行していても表面に現れていなければ発見できないからだそうなのです。

従って円錐切除術を行った後の病理検査結果で0期や1a期の子宮頚癌(子宮頚がん)に進行していたことが判明したりするのも珍しくなく、主治医が年平均120例行う円錐切除術のうち3例程は高度異形成から子宮頚癌初期(子宮頚がん初期)に進行しているそうです。そういう理由で私が提出した国立がんセンター中央病院の検査結果で約1年前に高度異形成が判明しているにもかかわらずfollow up(経過を診る)していたことに主治医は驚いたのです。

しかし国立がんセンター中央病院の性質上、癌(がん)だけを治療することが目的なので高度異形成の治療は行われず、仮に癌(がん)に進行すれば治療するのです。
「円錐切除術を行って中で進行してたら、あなたは国立がんセンター中央病院を訴えれますよ。1年も前に高度異形成が判明していたのに放置してたんだから。」そう主治医は仰いました。

主治医の説明を聞いているうちに自分の中で進行しているんじゃないか?約1年放置してのだから・・・と不安が出てきました。

主治医は約1年前に高度異形成が出ていることとヒトパピローマウイルスDNA検査結果もリスク型に感染していることを考慮して円錐切除術を受けることを勧めました。
約1年間2ヶ月に一度精密検査を受け、1週間後に結果を聞き、「次の検査で癌(がん)に進行しているかもしれない・・・」という不安を抱き続ける生活にも負担を感じていた為、主治医の執刀で円錐切除術を受ける決心をしました。

電話で手術の予約を取る事ができないらしく、本日手術日を決めることに。
主治医執刀の予約は1ヶ月先まで埋まっていました。手術前に受ける検査を今日受けることになり(この病院では術前1ヶ月であればOKだそうです)、尿・血液検査・心電図・下腹部レントゲンを行い、手術承諾書・入院依頼書・円錐切除術を行う方へ、というプリントを手に病院を後にしました。

以前、胃癌(胃がん)の手術を受けた家族を持つ友人が「手術が決まるとトントンと進んでいくもんだよ。」と言っていたことを実感しました。

円錐切除術当日

初めての手術  2006/02/13
円錐切除術を受けることに決め、手術当日まで約1ヶ月の期間があったのですが手術日3日前から気持ちが落ち着かず、いつも眠れないことはない私が昨夜は寝付けずにいました。
全身麻酔で行う、ということに不安があったのだと思います。

当日は朝食を取らずに、午前9時に受付で入院手続きを済ませ10時から行われる手術に備えて個室で看護士に手術の説明や検温・血圧を測ったり・最後に食事と水分を取ったのはいつか?という質問に答え、手術着(薄手のバスローブのような形)に着替えて10時前に手術室へ歩いて向かいました。

手術室では看護士2名と麻酔科医1名が準備をしており、私は手術台に上がり両手両足に万が一暴れた場合に備えての措置をされ、点滴や心電図もつけられました。
執刀主治医が到着し「sarryさん緊張してますか?手術は20分で終わります。不正出血はありませんでしたか?」と会話を交わし、全身麻酔の為にマスクを掛けられ――――――――――――

気が付いたのは病室でした。
体が重たく、下腹部に軽い違和感を感じ、あーここを切除したんだなー、と思い時計に目をやると11時ちょっと前で、しばらくすると主治医がやってきて「sarryさん、どうですか?動けるようでしたらどんどん動いていいですからね。TV観ていいですよ。」と丁度放送されていた冬季オリンピックにチャンネルを合わせて出て行かれました。
他の病院ではどうかわかりませんが、手術後に執刀医師が様子を見に来るとは思わなかったので心強く感じました。

12時過ぎに看護士が点滴の量を見に来て、「点滴が終わったらお手洗いも歩いて行っていいですよ。14時位にお食事をお持ちしますね。」と穏やかに言って「点滴が終わる頃また来ます。」と出て行かれました。

13時には麻酔も完全に覚め1人で歩いてお手洗いにも行きました。下腹部にある軽い違和感以外は全く元気で、「翌日から出勤できますよ。」と言っていた主治医の言葉を思い出しました。
14時に食事をし(麻婆豆腐とご飯、スープ、春雨サラダで量は多めでした)、15時にはおやつに紅茶とプリン(手作りだと思う)までペロリと食べました。

15時には主治医の内診を外来で受ける予定でしたが、外来の患者さんの対応で時間が掛かり16時位に着替えをし、看護士と一緒に外来へと行きました。

「ほら!見せれないのが残念なくらい綺麗な処置です。」と診察台のカーテン越しに主治医が円錐切除術を行った傷口についておっしゃいました。
「もうなんともないでしょ?日帰りで充分だと思わない?これが大学病院だと(電気メスなのに)1、2週間も無駄に入院させるんですよ。」
「切った部分見たい?」という主治医に”やめた方がいいよ”と看護士は言っていましたが私はデジカメで撮影したいと思っていたので(持参するのを忘れ実現できませんでしたが)「是非!」と見せてもらいました。

液体(ホルマリンかな)に漬かっており、電気メスで焼いたせいか黒っぽい肉片でした。大きさとしては焼肉サイズ・・・かな。

一度病室に戻り、荷物を持って会計を済ませ、18時には帰宅しました。
車の揺れが多少響く感じと、出血はないものの下腹部の軽い痛みがあったので1泊くらいはしてもいいんじゃないかなあ・・・と思いました。
入浴はシャワーのみで湯船に浸かることは1週間後までお預けです。

この日はパートナーが仕事を休んで送り、術後も病院に居てくれたので助かりました。
明日朝一番で傷口を見せに行くことと昨夜あまり眠れなかったこともあり、早目にベットに入りました。ようやく一山越えたような安堵感を感じながら…

円錐切除術翌日

円錐切除術翌日  2006/02/14
午後、昨日行った円錐切除術の傷口を診てもらいに病院を訪れました。
主治医の手術が長引いているようであと1時間程待つか、他の医師にお願いするか尋ねられ、1時間待つことを負担に感じた私は別の医師(女医でした)にしたのですが、他に3名の女性が同じ質問をされて3人とも主治医を待つ、とおっしゃっていました。
私も主治医にすべきだったかな、と思っていると診察室へ呼ばれ、4月から常勤務するという女医が待っていました。

傷口を見て「出血も殆どありません。とてもよい経過です。」と言い、下腹部に軽い違和感のような引きつった感じがすることを伝えるとロキソニン(痛み止め)を処方してくださりました。
円錐切除術で切り取った部分の病理検査結果が10日後に判明するそうで、次回の予約をして電車で帰宅しました。
昨日手術を受けたとは思えない程体も軽く、ほんの少し感じる下腹部の違和感以外は全く健康で、これなら仕事(オフィスワーク)に行けるなぁと思いました。

病理結果と口唇ヘルペス  2006/02/23
診察室に呼ばれ、円錐切除術で切り取った部分の病理結果に目を通しながら
「よかったね、完璧に切り取れてますよ。ほら、これみてごらん。」とプリントに載った子宮頚部組織写真を指して、
「『組織学的に12分割して検索した切除検体の6切片に高度異形成を認める』とあります。術前の組織診では中等度異形成だったけど実際切ってみたら中では高度異形成でしたよ、ということです。そして重要なのは『切除断端は陰性である』ということです。
切り取った部分の端が陽性であれば切り残しがあるということだから、そうなると異形成は取りきれなかったことになります。今回保険として追加切除を行っていますが、始めに行った切除で既に陰性ですので、尚安心ですね。」と説明を受けました。

傷口を診せて「気になることはありますか?」と聞かれ、「右側下腹部に引きつり感のような軽い違和感があります。」と伝えると触診され、「電気メスで骨盤まで傷付くということは考えられないので・・・この辺痛い?響くような感じする?」「ええ、響きます。」「傷口がくっつく際に周りの内膜が引っ張られてる感じがあるのでしょう。」とおっしゃいました。

席に戻り、「ちょっと出血があるようでしたので縫合しておきました。全く分からなかったでしょ?溶ける糸で縫合してるので抜糸しなくていいです。次は3ヶ月後に一応再検査を行いますが正常細胞になっていると思います。」と言われ、お礼を言って立ち上がると「あ、もういつ妊娠してもいいですよ」とおっしゃいました。

看護士から「円錐切除術後10日~2週間後にちょっと多目の出血が起こることがあります。傷口が治る過程で”かさぶた”ができるのですがこれが剥れるときに出血が起こる場合があるので、この時期は出血が増えるかもしれないと思っていてください。
生理2日目以上に出血が続くようでしたら連絡してください。出血は大体1ヶ月位で治まります。」と説明を受けました。

手術で抵抗力が低下した為か、口唇ヘルペスが発症していたのでバルトレックス錠500を処方して頂き帰宅しました。

これで2ヶ月に一度の検診を受ける生活は終わり♪
これまでは旅行や何かを計画するときに検査の日程を考慮したりしていた煩わしさが無くなると思うと本当に「すっ」と心が軽くなるのを感じました。

 

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術後3ヶ月検診

円錐切除術後の子宮頚部細胞診  2006/05/16
円錐切除術を受けて3ヶ月が経ち、念のため子宮頚部細胞診を受けることになっていたので来院しました。平日午前中にも関わらず婦人科の待合室はいっぱいで、予約時間から40分後に名前を呼ばれ診察室へ。

「sarryさん、その後、生理はいかがですか?量が極端に少ない、とかない?」生理は普段通りだったことを告げると、
円錐切除術を行うときに子宮に道を通しておかないと、術後傷の治る過程で子宮に繋がる道が狭くなることがあります。他の病院では手術の際にそうした処置を行わない場合があるので、月経血が出てきにくくなったり月経痛が重くなったりするんですよ。」と説明を受けました。やっぱりいい主治医を探してよかった。

診察台に上がり酢酸で子宮頚部を染めてコルポ診を行い、病巣が現れていないかを目認し、
「大丈夫!」の一言をもらいました。
念のため細胞診も行い、「ここまでする必要はないんだけど僕はするんですよ。」と言いながら超音波検査も行いました。「これが子宮ね、この黒いとこは尿、両卵巣とここに卵子が見えるね。2つ筋腫があるけど、あなたは低容量ピルを服用してるから、飲んでる間はこれ以上大きくなりません。」と画像を頂きました。

私は以前クラミジア検査で陽性が出ていたことがあり、服用後の再検査で陰性になっていましたが、「クラミジア菌は子宮には存在することはなく(月経で流れるから)子宮頚部と卵巣、お腹に存在します。前回は子宮頚部で検査しましたが抗体ができてるかを血液検査で調べていた方がいいので(卵巣に菌が残ってる場合不妊の原因になる)、今日採血しましょう。」と言われ、
私の母は甲状腺疾患だったこともあり遺伝する場合があると聞いていたので、主治医にそれを伝えると「それは調べておいたほうがいいですね。男性には遺伝しないけど女性には遺伝しやすいので検査項目に追加しておきましょう。」と追加してもらいました。

以前に口唇ヘルペスがあったこともカルテを見返して指摘されビタミン剤(ビタメジンカプセル25)を半年分(1ヶ月分のところ半年分頂きました。肌にもいいので)と低容量ピル(トリキュラー28)を半年分処方して頂きました。
今回は薬や検査が多かったので会計も高め!でしたが銀行口座引き落としを使えるのもこの病院の便利なところです。
「結果だけを聞きに来院するのは大変でしょ?」と、後日郵送してくれることになりました。

郵送での細胞診結果  2006/05/26
夕方ポストを覗くと、自分で書いた見覚えのある字があり検査結果だ!と思わずその場で郵便をあけてしまいました。以下表記します。

子宮頚部細胞診:高度異形成は治りました。
血液検査―甲状腺ホルモン:異常なし
クラミジア:陽性、完治していない可能性があります。

クラミジアは以前陽性で2週間薬を飲み再検査で陰性でしたが、膣にはいなくても腹部や卵巣に残っている場合がありその場合不妊の原因になる、ということで膣からの採取ではなく血液検査で詳しく調べていました。来週早速、薬を処方してもらいに来院することになりました。

これまでを振り返って…  2006/05/29
病院の予約システムが変わり、午前中を予約・午後は来た順番に外来を受ける、ということで主治医の予約は6月末まで一杯。。仕方なく午後からの診察待ちで受けることになりました。
2時間弱待つと診察室に呼ばれ、忙しそうだけどイキイキとしている主治医に再会しました。

「あ、クラミジアね。前回は2週間薬飲んだと思うけど、今回は3日で2週間持続する抗生物質(ジスロマック)を処方します。なんで前回もそうしなかったんだ?って思うでしょ?種類が違うんですよ。」と説明をしてくれます。先週末から風邪なのか咳だけが止まらず、そのことを伝えると「この薬で風邪も一緒に残るよ。」とおっしゃいました。

前回、ビタミン剤(ビタメジン)を頂いていたのですが3日程服用すると激しい頭痛と吐き気、目の奥に感じる刺すような痛みがあり、昔、市販の総合ビタミン剤を飲んで同じ反応があったのを思い出しました。
薬の説明書には副作用として頭痛等は書いてありませんでしたが尋ねると、「あーー、ごく稀に合わない人がいます。飲んでた方がいいんだけどね。。1日2回だったのを1日1回にして飲んでみません?何で処方したかというと口唇ヘルペスが再発しないように・・・。sarryさん繊細なんですよ。見かけは元気そうだけど(笑)ほんとごく稀だから珍しいですよ。」と言われ、とりあえず原因は分かった事もあり服用を減らして飲んでみることにしました。

子宮頚部細胞診の結果はクラス2でした。所見に”軽度の炎症性変化が見られます。経度に核肥大した扁平上皮細胞が認められます。”とあり気になったので尋ねると、
「大丈夫ですよ。若い人はみんな炎症があるんです。」と仰い、次回は6ヶ月後・・・ということになりました。”若い人はみんな炎症がある”というのは…つまり性交渉や新陳代謝、入浴などで入った雑菌を体が退治してるので炎症がある、という意味のようです。

主治医は看護士や見習い?の医師に、こういうこともあるんだよ、ということを伝授することがあります。今回のビタミン剤のことや、私の円錐切除後の病理結果を見せながら、
「彼女は中等度異形成だったんだけど51型に感染してたから切ってみた。そうしたらもう殆ど癌(がん)ですよ。悪さしないウイルス型であれば放っておいていいんですよ。だけど51型だから勧めたの。去年別の女性も軽度異形成で3年様子見てたんだけど切除してみたら1期の癌(がん)で・・・検査で採取するとこは決まってるからね、中は採取できないから。なんとか子宮残して頑張ってますよ。あなたみたいに若いと命が助かっても子宮を無くしたら嬉しくないですからね。」と、
自分が感染しているHPV型を知る大切さを感じ、「あのまま国立がんセンター中央病院にいたら癌(がん)になってから治療を受けたんだろうな・・・」と思い、改めてあのとき病院を移ってHPV-DNA型判定検査(HPV遺伝子検査)を受けたこと、主治医に出会えたことを感謝しました。

病室を出る前に婦長さんから「今度咳が1週間以上続くことがあれば内科のアレルギー科で検査を受けてみたほうがいいですよ。」と助言を頂きました。

性行為で移る、というと確かに受けるイメージはあまり良くなく、なるべくなら言いたくないしパートナーがいれば伝えるかどうか・・・と子宮頚癌(子宮頚がん)や異形成以外にとてもナイーブな問題が伴います。
こういうことを表立って語り合う場所はあまりなく、たとえネット上であっても言いにくい内容もあります。
今後ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンや薬が開発され日本で実施されるようになる日がくることを願い、子宮頚癌(子宮頚がん)・子宮頚部異形成が無くなる日まで、同じ経験や不安を抱える女性の為に当サイトを運営していきたいと思っています。

 

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術後1年検診

新たな不安  2007/01/16
術後3ヶ月検診後に、6ヶ月後に子宮頚部細胞診を受けることになっていたので約1ヶ月遅れてしまったものの久しぶりに来院しました。
3月迄で建て直しのために閉館するとbbsで報告してくださった方がいましたが、改めて見るとエレベーターも古いし女性患者が多い病院なだけに新しくなるのが待ち遠しいですね。

しばらく来ない間に予約制度も変わっていて平日午前中のみが予約でき、午後は13時~は先に来た順に外来を行っていました。私は午前最後の予約をしていたのですがやはり押しているようで1時間ほど置いてある女性誌を見ながら呼ばれるのを待ちました。

診察室に入ると相変わらず主治医は忙しそうで、カルテに一通り目を通して私のこれまでの経緯を確認し、

主治医:「その後、生理の量はどうですか?少ないかなって思います?」
私:「少ないと言われれば少ない気がしますが低容量ピルを服用しているのでこんなものかな、と思います。実は今日3日目なんです。」
主治医:「それでは診てみましょう。」と診察台に勧められました。
久しぶりの検査だったので器具が入る違和感なんかをすっかり忘れていたためか、少し痛みを感じました。まずコルポ診で病変がないことを確認し、子宮頚部細胞診を行ったようです。

主治医:「大丈夫ですよー!完璧に治ってます。傷口もキレイです。子宮頚管が塞がっていないか検査しましたが、こちらも大丈夫ですよ。」と言い、超音波エコーで子宮と卵巣のチェックも受けました。
主治医:「sarryさん、生理はきちんと来ていますか?」
私:「それが、11月に生理が来なかったので妊娠したのかな?と思って不安だったので低容量ピルの服用を止めているんです。12月半ばに遅れて来たんですけど・・・」と言うと、
主治医:「これが卵巣ね。中に卵が見えるでしょ?ちょっと多すぎるんですよ。」

多すぎる?!
通常、卵巣には1個~3個程度の卵子があり、毎月どちらか片方の卵巣から排卵日に排卵されます。
今生理中ということは約2週間前に排卵しているはずなのに卵巣に卵子が溜まりすぎているということは…排卵していない?
診察台から下り、椅子に移り、先程撮影した卵巣画像を示しながら説明が始まりました。

主治医:「これがsarryさんの卵巣だけど、1234…ざっと8つの卵が見えます。」
見ると、真珠のネックレスのように数珠繋ぎになった卵が映っています。

主治医:「こういう場合、排卵していないことが考えられます。PCO(多嚢胞性卵巣)といい、ホルモンバランスが崩れていることが主な原因です。今日はホルモンバランスも調べておきましょう。それから、基礎体温つけてる?」
私:「いえ…」
主治医:「明日からつけてください。詳しい説明は婦長さんが説明してくれますから。」
主治医:「sarryさんは他の検診は受けていますか?乳癌検診(乳がん検診)もちゃんとやってる?」
私:「いえ…まだ一度も受けたことないです。」
主治医:「25歳過ぎたら受けておいたほうがいいですよ。ついでに今日予約しておきなさいよ。」
私:「そうですね。実は、ブラジャーをつけた状態で左胸を寄せるときになんかコロっとしたものに当たるんです。でもブラジャーを外して自分で探そうとすると見つからないんですけど…」

主治医はちょっと困ったような顔になり、
主治医:「私の知人の専門医を紹介してみてもらう?それとも当院でとりあえず検査受けてみてその結果で考える?」
私:「とりあえずこちらで検診を受けてみます。」
主治医:「そうだね。じゃあ次回は基礎体温を1ヶ月半くらいつけて、その間に乳癌検診(乳がん検診)もやって、2週間くらいで結果も郵送されるからその結果も一緒に持って来てください。」

こんなやり取りをして、基礎体温表記入シートをいただき、婦長さんに説明をしてもらいました。
婦人科を後にし、採血を行って乳癌検診(乳がん検診)の予約をして帰宅しました。

子宮頚部細胞診結果クラス1  2007/03/09
この日は、前回の1/17より毎朝付けてきた基礎体温表を持参して来院しました。
朝起きが苦手なので、同じ時間に基礎体温計を舌下で計りそのまま二度寝…をすることもありましたがなんとかグラフ化できました。
予約時間を1時間待つのは当たり前になっているのでのんびりと構えて女性誌を読みながら順番を待ちました。診察室に入ると、カルテに目を通し前回までの流れをチェックし、

主治医:「sarryさんですね…子宮頚部細胞診結果はクラス1、正常ですよ!これは処女と同じです(笑)全くヒトパピローマウイルス(HPV)が存在しないということです。よかったですね。」
私:「はい!ありがとうございます。」

ここで、主治医からいいお話を聞くことができました。
主治医:「パートナーが他の女性と関係を持ったり、あなたが新しい男性と関係を持てばHPVに再度感染することはあるけど、性交渉前に洗えばいいからね。」
私:「?!洗えばいいんですか?!」
主治医:「HPVは女性の子宮頚部にしか生存できないウイルスなんです。あまりよく知られていないけれど、男性器にHPVがついても石鹸で洗えば落ちるんですよ。」
私:「え…!普通の石鹸で洗えばいいんですか??」
主治医:「そう、普通の石鹸で大丈夫ですよ。花粉も払えば落ちるのと同じで、HPVも手や皮膚、男性器についても落とせばいなくなって、その状態で性交渉すれば女性にも移らないんです。知らなかった?」
私:「そうなんですか…全く知らなかったです。。」
主治医:「いかに多くの男性が男性器を石鹸できれいによーく洗っていないか…ですよね。」
私:「そうだったんですね…HPVに再度感染しないか?を不安に思うことがあったので聞けてよかったです。」(詳しくは、HPVと男性HPV感染予防についてをお読みください)

そして、持参した基礎体温表を主治医に見せると「怪しいですね~」といい、診察台で卵巣の状態を診てもらい、再度椅子に戻りました。
主治医:「前回の血液検査結果では女性ホルモン、男性ホルモン共に基準値内で問題ありません。が、今日も前回同様、育っていない卵子が卵巣に残っているので…基礎体温も怪しいからね…ホルモン数値には出ていないけど、何かがおかしいです。」

私:「2年半くらい飲んでいた低用量ピルの影響とかあるんでしょうか?」
主治医:「いえ、それは全く関係ないですよ。この状態はピルで治療できます。」
私:「ちょっとよく理解できていないんですけど、ピルで排卵を止めるんですよね?それで治療になるんですか?」
主治医:「ピルで排卵を止めて眠らせてあげると、ピルの服用を止めたときに眠っていた反動で活発に排卵するようになるんですよ。」

私:「そうなんですか…全然関係ないんですけど…」
主治医:「何々?関係ないことでもなんでも言ってください。」
私:「実はここ1ヶ月くらい前から治らないニキビが胸元と背中にたくさん出来て…」
主治医:「あら、ホントだ!ちょっと背中も見せて」といい見せると、
「こりゃかわいそうに…よし、すぐ治る薬を出しますからね。漢方飲めるよね?」
といい、考え込んでる私に、「飲めるよね?飲めるでしょ?」と念押しされました。。
主治医:「背中や胸元のニキビは関係なくないと思います。数値には出ていないけど、その前の症状が出てると思います。もうしばらく基礎体温つけてください。」といい、漢方を処方してもらい、また来月今度は移転先の間借り診療を行う病院へ訪れることになりました。

一難去ってまた一難…すぐ子供を作る予定はありませんが、ホルモンバランスが崩れはじめているのか…とにかく薄着になる夏前に胸元と背中のニキビは治したいです。。

 

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術後1年半検診

PCO(多嚢胞性卵巣)の自然治癒  2007/11/05
円錐切除術を受けて1年半が経ち、病院へ来ることもほとんど無く過ごせるようになりました。私が子宮癌検査(子宮がん検査)を受けたのはたまたまでしたが、受けていて本当に良かった…と実感しています。
主治医の診察を待つ外来は相変わらず混んでおり、私はそれに慣れているので気長に1時間ほど待つのですが、慣れていない方やお仕事を抜け出したり午前休で来ている方などは「予約時間の意味が無いじゃないですか!」と婦人科受付に詰め寄るシーンも見られます。午前一番目を予約しない限り、ある程度予約時間は過ぎてしまうでしょうね。。
でもそれはそれだけ「医師と患者の交流(会話)がある」ということです。1人の患者が抱える不安や疑問に対応するから結果的に1人が診察室に居る時間が長くなってしまう…んでしょうね。

主治医は以前より更に忙しそうで、2つの診察室を行ったり来たりして診察していました。

主治医:「もう円錐切除術やって1年半ですねー!その後、生理の量は極端に少なくない?」
管理人@sarry:「はい、特に気になることも無くて調子もいいです!」
主治医:「じゃあ内診台へどうぞ」

早速、膣側から器具を挿入し、エコー検査を行います。画面を見ながら、「ここが子宮です。ここが膀胱ね。卵巣も異常無しです。」と説明してくれます。
さらにコルポ診による子宮頚部の拡大観察では「傷口もキレイに治ってるし、全く異常ありません。よかったですね」と言い、子宮頚部細胞診を行いました。
前回受診したときに腹部エコーで見えた“卵巣に未熟な卵子が真珠のネックレスのように写っていた症状”=PCO(多嚢胞性卵巣)も自然に治ったようで、今回は正常な卵巣の画像でした。
同じく前回処方してもらった漢方を服用して間もなく背中と胸元のニキビも出てこなくなり、2ヶ月程でニキビ跡もキレイに無くなりました。薬ってすごいですね~。
前回、新たな一難がやってきたかと思っていましたが、この半年程で自然に治っていたようで一安心です。
細胞診の結果は郵送してもらうことにして(1,050円かかるそうです…)病院を後にしました。

2回連続、細胞診結果クラス1  2007/11/14
検査って異常が無いとは予測できていても、受けると結果を知るまでドキドキするんですよね。検査日から10日ほど経って結果が郵送されてきました。
『異常ありませんでした。子宮頚部細胞診結果クラス1、次回は6ヶ月後に受診してください。』の結果にほっとしました。

当サイト子宮頚部異形成専用bbs掲示板や管理人@sarryに寄せられるメールで「術後の再感染が怖い」という相談が寄せられます。
管理人@sarryは高度異形成発覚前から同じパートナーと続いていますが、術後再感染することなく細胞診結果クラス1を維持できています。
「せっかく手術して異形成ヒトパピローマウイルス(HPV)を排除できてもまた感染してしまうんじゃないか…」と不安になる気持ちも分かりますが、マイナスに考えるのではなく、「仮に再感染しても自己免疫力で自然排除してやる!」という強い気持ちを持つことが大切だと思います。
(詳しくはHPV感染予防についてをお読みください)

私もこの結果に甘んじることなく、体力や免疫力を維持できるようさらに規則正しい生活を送ろう!と思っています。

術後2年半検診

主治医による最後の細胞診?  2008/08/01
円錐切除術を受けて2年半が経ちました。本当は前回の検査から半年後に再検査を受けることになっていたのですが5月の予約をしようとした時には既に6月分くらいまでの予約が終了しており…
唖然として、身の回りが落ち着いているであろう8月に予約を入れたのでした。

予約は午前中のみなので午前中に予約を入れ、比較的早い時間だった為か待合室で25分ほど待った頃、診察室へと呼ばれました。「今日は早いわぁ~♪」と思っていたのですが…「先生がおいでになるまでちょっとお待ちくださいね」という看護士の発言の後、診察室内で約25分待ちました。。

しかもお話をしている最中に電話に出られたり、この日は外来処置も担当しているとかで処置室へと移動されたり…体調を崩されたとbbsに書込みしてくださった方がいらっしゃいましたが、復帰してすぐ忙しそうな様子です(でもお元気そうでした)。

主治医:「お元気ですか?もう手術して2年半だねー!生理の出血量とか気になることは無い?」
管理人@sarry:「はい!元気ですし大丈夫です」
主治医:「じゃあ内診台で見てみましょう!」と言い、また外来処置へ行かれました…
10分程待ったでしょうか。その間、看護士さんがバスタオルを掛けてくれていますがあの診察台で待つのはちょっと辛いですね。。

主治医:「お待たせしました!」と再登場し、酢酸を塗って細胞診をされたようです。
器具を入れている違和感はありますが痛みなどは全く無いので「今、酢酸塗って時間置いてるな」とか「細胞診でこすってる」などと想像します。
そして膣内エコーを入れて診察台にあるカーテンを開けて、モニターに映るエコーの様子を見せてくれます。

主治医:「あれ!以前筋腫あるって僕言ってたかな?」
管理人@sarry:「はい、聞いてます」
主治医:「ピル飲んでる?」
管理人@sarry:「いえ、結婚したので、子供はまだ作らないけど服用は止めてます」
主治医:「あ、結婚したの?おめでとう!はい、終了です」

この後、私が着替えている間にまた処置室へ…。。いつもは2つの診察室を掛け持ちでしたが、この日は処置室も担当されているので3つ掛け持ちですからね…大変です。
その間に看護士さんが「検査結果は聞きに来ます?郵送にします?」と尋ねられ、「郵送にします」ということで、住所氏名などを書きながら10分程待ちました。

主治医:「お待たせしました!そうか~、結婚したのかー。苗字は○○になったのね。」と先程私が書いた検査結果郵送先の宛名を見て仰いました。
主治医:「まだ子供作らないの?どうして?」
管理人@sarry:「彼が子供嫌いな人で…私もまだ欲しくないかな~と思ってて…」
主治医:「最近多いね。片方が欲しくてもう片方が要らないって夫婦。男女どっちがってわけじゃなくて女性が欲しくないけどご主人が欲しいとかね。」
管理人@sarry:「あ~、そうなんですかぁ~。」
主治医:「ホントは妊娠するといいんだけどね。筋腫も大きくならないし。」と先程の膣内エコーの写真を見ながら仰いました。
管理人@sarry:「3つあるんですか?筋腫」
主治医:「ここに映ってるのは3つだけど、3つあるってことはもっとあるってことなんですよ。」
管理人@sarry:「!そうなんですか~。前もあるって言われたんですけど大きくなってる…?」と言っていると
主治医:「うんうん、(前回のエコー写真を見ながら)大きさは全く変わってないね。気をつけて1年に一度は経過を見ていきましょう!生理は順調に来てる?」
管理人@sarry:「はい、ぴったり28日周期で(笑)」
主治医:「じゃあ大丈夫でしょう。乳腺の方は診てもらってる?」
管理人@sarry:「昨年受けてもう1年以上経つのでそろそろ受けようかと思ってました。」
主治医:「受けておいた方がいいよ。リスクがあるからね。今日この後予約して帰ったら?」と…
後で思ったのですがこの「リスク」ってどういう意味だったんだろう?と…。。
管理人@sarry:「あ、こちらに乳腺科あるんですか?」
主治医:「あるよー、ここの乳腺科は日本一だよ!乳がんは判断が難しいからね。予約して帰りなさい、ね?」
管理人@sarry:「はい、そうします!因みに、他の検診とかも全く受けてないんですけど…もう3~4年位…会社員じゃなくなってから…」
主治医:「あぁ、そうか。sarryさんは会社員じゃ無くなったのか(笑)ここにも検診あるから予約して帰ってもいいけど…実費だから…。来年ね、病院完成するんですよ!それで、僕が取り仕切って、女性の体を全て検査できるシステムを作るんですよ。婦人科だけじゃなくてね、胃とか腸とかも含めて全部検診できるようにするの。よかったらそっちにおいでよ!それとも今何か気になるところあるの?」
管理人@sarry:「いえ、ここ数年で一番かも?と思うくらい元気です(笑)」
主治医:「じゃあ、そうしよう!いい?そして今日は血液検査を受けて帰ったら?以前クラミジアが出てるからその経過も診たいし…で、他にも色々項目追加しといてあげようか?(笑)」
管理人@sarry:「はい!お願いします(笑)」

血液検査って例えば「クラミジア感染の経過を知りたいので調べてください」といって血液検査を受けると実費扱いになり、1項目につき3,000円程度お金がかかります。ですが、今回のように既に理由があって受診している科で検査をする場合、保険適応となりかかる費用を抑えることができるんです。
この辺の判断は医師によるので融通の利かない(いえ、真面目な医師?)だと【クラミジア+その他の項目】は追加してもらえない場合があります。

主治医:「それから、今度そっちの病院が完成したら、sarryさんがどうしても僕じゃなきゃイヤだ!って言うならアレだけど(笑)再検査や検診の人など特に異常の無い人は他の先生に担当してもらうようになるから。でも検体は僕も診るからね!僕も診るけど、今みたいに僕一人で多くの患者さんを…っていうのはちょっと限界があるからね。でも僕が先生を指導して診てるからね、その辺は安心して。で、何か異常があったら僕が診るように…ってなると思います。」

なるほどー、と思いました。確かに今のように細胞診3aで経過を診ている人も子宮頚癌で命の危険がある人も1人の医師が全てを受け持って診るのは限界だと思います。この日は私は待たない方でしたが、通常2時間は待つので診察の待ち時間をみてもよく分かりますよね。
細胞診3aの人は放置していい、ということではありませんが、この医師以外にも異形成や子宮頚癌に詳しい医師は沢山いますし、私が信頼しているこの医師に教授を受けている医師ならば同じように安心なのかもしれません。

実は少し前から、管理人@sarryも考えていたことがあって、それは私のように術後の定期的な検査を受ける人が主治医を独占するのではなく、他に今病気と闘っている女性に主治医の診察時間を譲った方がいいかも?ということです。
この医師に診てもらっていれば安心、というのはすごくよく分かります。私も上記のように思いつつもこれまで主治医の診察を受けてきましたから。でもきっとこのままでは主治医は近い将来、限界を通り越してミスをしてしまう可能性が出てきてしまうのではないか?とも思います。(私が心配する必要は無いでしょうが、ミスされるのは患者側ですから…気になります)

新しくなった病院でどんな風な診療体型・システムになるのか?は今のところまだ分かりませんが、私のようなイチ患者に話していらっしゃるのでかなり具体的に決まっているのではないかとも思います。
私はこのサイトを通して、体験談を公開し、その際に病院名や医師名を実名で記載してきました。
「お陰で助かりました!」というお声をいただく一方で、他県・遠方からわざわざ受診に駆けつける方もいらっしゃるようで、実名で記載しておいて何ですが、「そこまでしなくても近くにこの医師と同じように良い医師がいるはず…!」と思うこともあります。
[2009/07/27追記] 個人情報の観点から、実名での病院・医師名の記載を修正しました。

不安になる気持ちはよく分かりますし、医師を替えることに不安が全くないわけではありません。ですがやはり自分はもう治療を終えたのですから、お次の治療が必要な方に主治医の受診時間を譲って差し上げて…何かあったときにまた診てもらう…というシステムに管理人@sarryは賛成・協力したいと思います。
主治医:「じゃあ次回は1年後でいいよ!・・・検査結果に何も異常が無かったらね(笑)」と明るく見送ってくださいました。

 

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細胞診結果  2008/08/22
郵送で細胞診結果が届いたのは検査日から20日ほど経過してからでした。今回は血液検査もお願いしていましたが異常無し。
細胞診結果もクラス2、正常でした。

管理人@sarryに寄せられるメールや質問の中に、「細胞診クラス2だけどクラス1にならないので不安です」というコメントがあります。
ですがクラス1も2も正常細胞です。今回、私は細胞診結果クラス2でしたが1でも2でも正常という結果なので心配する気持ちは(当然といえば当然ですが)ありません。

私の場合、今回の細胞診結果クラス2は、今年に入ってから生活が変わったり多少無理をしなければならない状況だったので疲れが出てきている結果だと思います。現在少し夏バテ中なので…ゆとりのある生活リズムに切り替えていきたいと思います。

次回の検診は12ヶ月後になりました!

予定外の細胞診  2009/02/14
前回の細胞診時に、「何も異常が無ければ1年後の定期検査で良い」と言われていましたが、今回、予定外に細胞診を受けました。
なんと!予定がでしたが自然妊娠が判明し、円錐切除術後の妊娠・出産について正しく理解している産科医を紹介して貰う為に主治医を受診したのです。
折角だから…ということで細胞診も受けることになりました。(円錐切除術後の自然妊娠・出産については『円錐切除術後の妊娠と出産』に記載しています)
主治医:「結果は、次回受診された時で構いません。仮に異形成があったとしても、妊娠中は進行しないからね。次回は、産後4ヶ月過ぎたらまた再検査に来て下さい。」と仰いました。

これを書いている今、既に産後4ヶ月を過ぎ、もうすぐ6ヶ月になりますが、実はまだ細胞診を受けに行けずにいます。
赤ちゃんを一緒に連れては行けないでしょうし、何より予約をしていても待ち時間が長く時間が読めないので、授乳の関係もあり難しそうです。
1~2回分、ミルクで対応してもらって子供を主人に預けて受診することになると思いますが、そうなると土曜日の受診になるでしょうから予約も取り難く、待ち時間も余計に長くなりそうなので…といった具合にタイミングを図っているところです。

次回、細胞診を受けた際にはまた更新したいと思います。

第一子出産後、初めての細胞診~術後約4年半検診  2010/06/
2009年秋に第一子(長男)を出産し、初めての育児を夫婦2人で行う中、身内の突然の不幸等もあり何かと慌しく、心身共に喜怒哀楽する日々でした。
(管理人@sarryの妊娠・出産、そして育児真っ只中の子育ての日々をブログ『オキラク子育て♪~円錐切除術後の妊娠と出産』で更新中です!)

前回の細胞診は、妊娠中に主治医から受けたのですが、『仮に今、異型成があっても妊娠中は進行しないから、産後4ヶ月したらまた検診においで』と言われ、結果は知りません・・・。
結果を郵送してもらう事も出来るのですが、送料・手数料で1,000円必要で、「結果を聞いて万が一、異型成があった場合、不安な気持ちを抱えて妊娠生活を送るのは自分にも胎教にも良くないだろう」と判断し、結果を聞きに受診することもしませんでした。
そういうわけで、産後4ヶ月後に細胞診を受けに受診しようと思っていたのですが、何だかんだで落ち着いたのは産後9ヶ月前の事でした。
私は会社員だった頃に一度、とても簡単な健康診断を受けただけで、その後、6年間程、健康診断など受けたことが無かった(円錐切除術を受ける際の術前検査や、何かのついでに血液検査を何度か受けた事はありましたが)ので、『出産もした事だし、きちんと検査して欲しい』というパートナーの強い要望で人間ドックを受けることになりました。

パートナー(主人)が勤めていた会社の契約で、『聖路加国際病院予防医療センター』を予約(配偶者補助金が出ました)。流石、日本一の病院と称される聖路加国際病院の人間ドックなので、予約も一杯でしたが何とか予約出来ました。
(こちらは託児所(予約制)も用意されていますが、今回は主人と自宅でお留守番していてもらいました)

私はミルクと母乳の混合で、授乳中だったので乳癌検査は受けられず(理想は母乳を与えなくなってから一年は空ける、最低でも半年は空けないと正確な検査結果が得られないそうです)、乳房自己視触診指導を受けました。

他には、身体測定(身長、体重、肥満度、BMI、体脂肪率、腹囲)、内科診察、尿一般検査(比重、PH、蛋白、糖、ウロビリノーゲン、潜血、白血球)、便検査、血液生化学検査(総蛋白、アルブミン、A/G比、尿素窒素、クレアチニン、尿酸、総ビリルビン、空腹時血糖、HbA1c、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、GOT(AST)、GPT(ALT)、アルカリフォスファターゼ、LDH、γ-GTP、Na、K、Cl、Ca、P)、血液一般検査(白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、MCV、MCH、MCHC、血小板数、白血球百分率、血液型(ABO、Rh式))、血清学検査(CRP、RF、HCV抗体、HBs抗原、HBs抗体、VDRL、TPHA、PSA)、甲状腺機能検査(TSH、FT4)、生理学的検査(血圧、心電図、眼底、眼圧、視力、聴力、肺機能)、胸部X線検査(こちらは授乳中でも問題なく受けられるそうです)、上部消化管X線検査、腹部超音波検査(上腹部超音波検査(肝臓、胆のう、腎臓など))、婦人科検診(子宮頸部細胞診、婦人科診察)、骨密度検査(骨塩量)・・・という検査項目でした。

私が今回受けた人間ドックは標準的なもので、婦人科検診ではヒトパピローマウイルス(HPV)検査をオプションで受けることが出来ますが、術後の細胞診・コルポ診結果は正常だったので今回は受けませんでした。

一通りの検査が終わると、用意された軽食を頂き、1時間弱待ち、面接・生活指導(結果説明、生活指導、栄養指導)を受けます。私は産後太りで困っていたので相談してみましたが、やはり授乳中ということで食事制限は母乳卒業まで待った方が良いとの事・・・分かってはいますが、自分のベスト体重を大幅に上回るのはツライですよね~。。
それでも、標準体重の範囲内(ギリギリでしたが…)だったので、「母乳卒業したら断食してやる!今の私は仮の姿…」との思いで自分を落ち着かせました(?)

最後は総合判定(各種検査データをもとに、医師による総合判定)。担当医師による今回の人間ドック検査結果についてのお話です。
一部、眼底圧(だったと思う)と婦人科の子宮頚部細胞診結果は本日出ないので、後日郵送で他の検査結果データと共に届きます。

私の番号が呼ばれ、優しそうな男性医師から結果が告げられました。
担当医師:『本日はお疲れ様でした。今回の結果ですが、一つ除いて全てALL A(正常)です!
管理人@sarry:「なるほど。一箇所って・・・?」
担当医師:『腹部超音波検査で一箇所引っ掛かってます。ですが、異常ということでは無くて、実はsarryさんは、”副脾(ふくひ)”です。
管理人@sarry:「副脾、って何ですか??」
担当医師:『脾臓が2つあるんですよ。本来は1つなんですけど、10人に1人くらいの割合で副脾の方がいらっしゃいます。特に悪さをすることはありませんので問題ありませんが、検査結果としては引っ掛かっちゃいます。』
管理人@sarry:「へぇ~~~」と思わず笑ってしまいました。

実は、私のパートナーも”副脾”なんです。10人に1人の体質の人とパートナーになっているなんて、なんだか不思議な気分~。第一子も副脾だったりするのかも??
(副脾で引っ掛かるってことは、今後も一生、人間ドックでALL Aになることは無いんですね…)
そういう訳で、管理人@sarryの初めての人間ドック体験は終わりました。

後日、2~3週間後に全ての検査結果データ票が届きました。
眼底圧も、そして、子宮頚部細胞診もクラス1で正常 でしたヽ(´▽`)/♪

乳幼児が居ると、一人で自由に病院を受診することが難しいのですが、母親であり、妻であり、一人の女性であるこの体が不調になってしまうと家族全員に支障が出てしまいます。だからこそ、日々のメンテナンスが大切なんですよね。
子供が居なかった頃とはまるで変わってしまった管理人@sarryの生活ですが、そのうち保育園等に預ける時期が来るのですから・・・?。
今は自分のやりたい事をペースダウンして育児や家事を優先して・・・でも、私ばかりが我慢を感じるのはツライので、その分、自分へのご褒美を手厚くし、育児や家事の負担が少しでも減らせるように便利になるグッズや方法はどんどん取り入れ、少しでもストレスを減らす環境を整えて日々の暮らしを楽しんでいきたいと思っています。

前回まで再検査を受診していた執刀主治医は、産科主治医から聞いていたように独立開業されたそうで、無事の出産の報告も合わせて受診したかったのですが・・・今回は人間ドックで済ませました。
また一年後に再検査と乳癌検査を受けるつもりですが、今後、第二子妊娠も検討中なので、タイミングによっては空いてしまうかもしれません。ですが、これからも定期検査は忘れずに、合わせて乳癌や体全体の検診も続けていきたいと思っています。