■管理人@sarryが主治医に出会うまでの経緯
最初に子宮頚部細胞診を受けて擬陽性の結果を告知された管理人@sarryは、国立がんセンター中央病院へ転院しました。しかし国立がんセンター中央病院も約半年後に転院することになります。
国立がんセンター中央病院の担当医は術後の妊娠・出産のことも考えて東京女子医大病院への紹介状を用意してくれましたが、私は自分で病院探しをすることにしました。今度は手術することも念頭に選ばなくてはなりません。
そんなとき、「Domani」という女性誌の特集で"子宮癌(子宮がん)検査を受けよう"といった主旨の特集記事を目にします。
通常であれば子宮頚部細胞診の結果、擬陽性が発見されれば(又は擬陽性・異形成が続けば)コルポ診と子宮頚部組織診を行います。しかしこれでは細胞診で異形成・子宮頚癌(子宮頚がん)を見落としてしまう可能性があるのです。何故かというと、子宮頚部細胞診は子宮頚部異形成が発生しやすい好発部位という子宮頚部箇所を手探り状態で細胞採取するからです。
仮に異形成が発生している箇所ではない、例えば隣の箇所の正常細胞を採取してしまった場合、異形成が在るのに細胞診結果は「正常」となってしまいます。
「そうならないように最初からコルポ診を併用して細胞診を行えばいいのに…!」と思うのですが、集団検診など大勢の人が一斉に受けるようなスクリーニング検査なのでそこまで1人に対して時間を割けない…などの事情があるようです。
しかし、記事内で紹介されていた病院では細胞診の段階からコルポ診行うという念の入れようで、細胞診の段階で見落としが無いように1人の女性に対して充分な配慮を心がけている、という記事内容を読み、山王メディカルプラザという病院を訪れてみようと3ヶ月後の定期検査に備えました。
しかし予約をする際に、医師指名をしなかった為、女性誌「Domani」で取り上げられていた清水敬生医師にとは別の医師の検査を受けることになりました。
「優秀な医師がいる病院だから別の医師でも大丈夫だろう」と思っていたのですが、その医師は山王メディカルプラザに入って間もない医師だったためコルポ診を併用した細胞診を行っておらず、細胞診の結果に疑問を持ってしまうことになります(詳しくは『管理人@sarry異形成治療体験談』でお読みいただけます)。
この経験から管理人@sarryは「優秀な医師がいる病院でも、優秀なその医師の診察を受けなければ意味がない」ということを学びました。
そして更に3ヶ月後今度は女性誌で拝見した清水医師の予約をお願いし、診察を受けることができ、その後、円錐切除術をお願いし、現在でも管理人@sarryの主治医です。
■主治医選びについて管理人@sarryが思うこと
当サイト内bbsや管理人@sarryに寄せられるメールでたまに「良い病院を知りませんか?」という質問をいただくのですが、管理人@sarryは上記のような経験から「いい病院を選ぶことよりも、いい医師を選ぶことの方が大切だ」と思っています。
管理人@sarryは子宮頚癌細胞診擬陽性との告知を受けてから円錐切除術をお願いした主治医と出会うまでの約1年の間に5人の婦人科医師と出会っています。
低容量ピルを処方してもらうために通っていた婦人科クリニックの女医さん、国立がんセンター中央病院の医師、低容量ピルを処方してもらっていた婦人科クリニックの男性医師、知り合いの婦人科医師、主治医の病院で最初にお世話になった婦人科医師、そして円錐切除術を執刀していただいた主治医。
約1年の間にこれだけの婦人科医師に出会って分かった事があります。
それは、医師からの説明をただ待っているだけではダメということです。
どの医師もこちらから質問をすれば丁寧に説明してくださいましたが、こちらから何も質問せずに「はい、・・・はい。」とただ頷いているだけでは必要最低限の説明しか無く、それでは自分の疑問や不安は解消されません。
医師も人間です。患者との会話ややり取りが上手な医師もいれば、人付き合いが苦手な医師だっているのです。医師も人間なのだから当たり前ですよね。
ですが私たち患者の多くは、こちらから尋ねなくても心中を察してくれて事細かに説明をしてくれて資料を用意してくれて親身に接してくれるのが「いい医師」だという理想を持っています。
「この医師は人付き合いが苦手なのかも?」そんな風に考えたことはありますか?
国立がんセンターで出会った医師とのやり取りで私はそのことに気が付きました。
私の父より年上のおじいちゃんに近い医師で、私が挨拶をしても目もくれずカルテに向かってモゴモゴ言ってるような医師でした。
私は相手の目を見て話すのがクセで、その医師のときもわざと医師を覗き込んでもう一度挨拶をしました。これから自分の体を診てもらう医師なのですから挨拶くらい交わしたいですよね。
それから、その医師は私をきちんと見て検査結果を説明してくれたり、私からの質問に答えてくださるようになりました。
結局、国立がんセンターには子宮単摘出という治療しかないということで私は転院する事になりましたが、このことも教えてくれずにただ癌化(がん化)するのを待っているだけの扱いをされていたら・・・と思うと今でも恐いです。
自分の体を、ましてや婦人科で診てもらう相手(主治医)です。自分で選択して納得・信頼して診てもらう為に必要な心構えを私たち患者側がしっかり持ち、行動することは大切だと思います。
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