中等度異形成への可逆(かぎゃく)

2ヶ月後の再検査

2006/06/06

初めて子宮癌(子宮がん)検査を受けて、約半年が過ぎ、私の生活はすっかり変わっていました。

「癌(がん)になる日が近い・・・」そんな不安に駆られて仕事中に突然泣き出したり、自宅でも何かをしていないと落ち着かずネットサーフィンをして、色んな患者さんのHPを拝見してみたり・・・

そうすることで安心することもあれば、余計に不安を感じてしまったり、不安定な精神状態でした。

私の場合、仕事が心と体の大きな負担になっていたこともあり、辞職し(家族の支えに感謝しています)、なるべく安定した気分で毎日を過ごせるように、好きな時に無理なくできる仕事に切り替えました。

そうやって2ヶ月を過ごし再検査(さいけんさ)を受けました。

2ヶ月ぶりの国立がんセンター中央病院でしたが、人は多く、前回同様、予約時間を2時間程過ぎて診察室へ呼ばれ、細胞診コルポ診組織診を行いました。

「見た感じどうですか?」と不安そうに質問する私に医師は、

「癌(がん)にはなっていないと思います。そんなに急に進行することはありませんからね。」とカルテに記入しながら答えてくれました。

 

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中等度異形成への可逆

2006/06/13

再検査から1週間後、国立がんセンター中央病院の診察室で検査結果を聞いて、「異形成(いけいせい)」の難しさを実感しました。

前回の精密検査から2ヶ月、高度異形成から中等度異形成になっていました。

「異形成が軽くなったというよりも、組織診(そしきしん)で、高度異形成の一番怪しい部分を採取したことにより、今回の検査では中等度異形成になったという感じです。

こうやって、検査で取り続けることで異形成がなくなることもありますので、様子をみていきましょう。」と医師は検査結果を説明しました。

私はこのとき既に、4回細胞診を受けていましたが、検査結果票に毎回書いてあった「消炎後の再検が望まれる」という内容に疑問を感じていたので質問してみました。

「炎症があるようですが、そのことと異形成とは関係ありません。」と医師は答えました。

「消炎後の検査が望ましい」とあるのに、炎症の原因が何なのか?という検査はしないのです。

炎症を消す薬を処方されるわけでもなく、ここでは癌(がん)の検査だけしかしないんだなーと思いながら診察室を後にしました。

早く手術をしてすっきりするか、2ヶ月に一度の検査を1年間続けるのか・・・手術の決断をすることもできず、また2ヶ月後に検査か・・・そんなやるせない、どこにも動けないような気分でした。

 

これまでの私は、自分で決断をしてサクサクと物事を決めて、さっさと行動する生活を送っていたので、2ヶ月に一度受ける検査結果の様子を見ながら、「1年間ただ待つことしかできない」という現状をもどかしく感じていました。

同時に、自分でどうすることもできないことがあることも体験しました。
 

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