子宮頚がんの前がん病変である【子宮頚部異形成(しきゅうけいぶ いけいせい)】に関する情報交流サイト

円錐切除術(えんすいせつじょじゅつ)のすすめ

下腹部のモヤモヤ感

2005/08/15

3度目の国立がんセンター中央病院にすっかり慣れ、最初は戸惑っていた私も、病院内を探索し売店でお茶を買いました。

予約時間から2時間待たされることも予測し本まで持参。

4月くらいからずっと下腹部にモヤモヤとした違和感のようなものがあり、それがだんだん強くなってきているような自覚がありました。

医師にそれを訴えると、「子宮頚癌(子宮頚がん)では初期症状(しょきしょうじょう)は全くないし、不正出血(ふせいしゅっけつ)がないのであれば関係ないです。」と言い切られてしまい、気にしすぎかな・・・と思うことにしました。

今回も、細胞診、コルポ診、組織診を行い、「見た感じでは癌(がん)ではないと思います。」という医師の言葉に安心し、診察室を後にしました。

この日は、1階にあるスペースでお茶をしてみました。

ふと1人の女性が目に入りました。

すごく小柄な女性で、頭に布(スカーフ?)を巻いてあり、抗癌剤(こうがんざい)治療で頑張っているんだな・・・と。

当たり前のことですがこの国立がんセンター中央病院に入院して闘っている癌患者さんもいる、という姿に初めて気が付きました。

私なんて前癌病変(前がん病変)。

仮に進行しても、ごく初期で発見・治療できる・・・

不安に駆られて突然泣き出していた頃の自分が、恥ずかしく思えました。

 

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円錐切除術のすすめ~転院を考える

2005/08/22

国立がんセンター中央病院で精密検査を受けるようになって、3度。

半年が過ぎました。

診察室で担当医師を前にしても緊張することもなくなり、前もって疑問に感じたことを聞けるようになりました。

以前は、検査結果を聞くだけで精一杯で質問はどこかへ飛んでしまい、ただ「・・・はい。」という返事をしているだけでした。

「検査結果は・・・高度異形成ですね。

円錐切除術をご検討されたほうがいいかもしれません。

他の病院では「0期の癌(がん)と診断されるかもしれない」というギリギリのラインです。

ですが、当病院では円錐切除術(えんすいせつじょじゅつ)を行っていないので、ここで受ける場合は子宮摘出になります。

あなたはまだ若いし、妊娠出産をご希望されるでしょうから、円錐切除術を行っている他の婦人科病院を探した方がいいと思います。」

 

国立がんセンター中央病院はその病院柄、「癌(がん)」の根治を一番に考えるようです。

将来子供を希望するか?よりも癌(がん)の元が微量でも残らないように「子宮を取ってしまおう」というわけです。

 

この担当医師は、「他の婦人科病院で円錐切除術を受けることができる」と教えてくれました。

私は、国立がんセンター中央病院の病院としての目的を知ることができ、別の病院を探して子宮を守ることができましたが、もし担当医師がそう言ってくれなかったら・・・

私は「子宮摘出しかない」と思い込んでしまったかもしれません。

医師とのコミニュケーションの大切さと、病院には目的があるということを知りました。

 

大学病院への紹介状を用意してくれましたが、私は「これまでの検査結果データ」が欲しいと思い、その旨伝えると、コピーを用意してくれました。

この次に受診した病院で、「過去の検査結果データの大切さ」を体験するのですが、医師に「検査結果データが欲しい、と言いにくい」という話も聞きます。

しかし、実際にコピーしてきてくださるのはほぼ看護士ですし、何より「自分のデータを自分で保有する」のは、当然なことだと思います。

 

検査結果は高度異形成でも、データの中にはそれ以外の情報も記載してあります。

同じ高度異形成であっても、「中等度異形成よりなのか?0期に近いのか?手術に踏み切るべきか?」そういう細かい情報が記載してあることもあるのではないでしょうか。

「自分の体のデータを自分で保有する」のは当たり前のことだと思うし、病院にとっては「患者=お客」です。ためらわずに堂々と言って欲しいと思います。

 

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