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円錐切除術後の3ヶ月検診、感謝と決意

円錐切除術後の子宮頚部細胞診

2006/05/16

円錐切除術(えんすいせつじょじゅつ)」を受けて3ヶ月が経ち、念のため「子宮頚部細胞診」を受けることになっていたので来院しました。

平日午前中にも関わらず、婦人科の待合室はいっぱいで、予約時間から40分後に名前を呼ばれ診察室へ。

主治医:「sarryさん、その後、生理はいかがですか? 量が極端に少ない、とかない?」

 

生理は普段通りだったことを告げると、

「円錐切除術を行うときに「子宮に道」を通しておかないと、術後、傷の治る過程で「子宮に繋がる道が狭くなる」ことがあります。

他の病院では手術の際にそうした処置を行わない場合があるので、月経血が出てきにくくなったり月経痛が重くなったりするんですよ。」

と説明を受けました。

 

やっぱりいい主治医を探してよかった。

 

診察台に上がり、「酢酸(さくさん)」で子宮頚部を染めて「コルポ診」を行い、「病巣」が現れていないかを目認し、「大丈夫!」の一言をもらいました。

念のため「細胞診」も行い、「ここまでする必要はないんだけど僕はするんですよ。」と言いながら「超音波検査」も行いました。

 

 

「これが子宮ね、この黒いとこは尿、両卵巣とここに卵子が見えるね。2つ筋腫があるけど、あなたは低容量ピルを服用してるから、飲んでる間はこれ以上大きくなりません。」と画像を頂きました。

 

私は以前、「クラミジア検査で「陽性」が出ていたことがあり、服用後の再検査で「陰性」になっていました。

 

主治医:「クラミジア菌は、子宮には存在することはなく(月経で流れるから)、子宮頚部と卵巣、お腹に存在します。

前回は子宮頚部で検査しましたが、抗体ができてるかを血液検査で調べていた方がいいので(卵巣に菌が残ってる場合不妊の原因になる)、今日採血しましょう。」と言われました。

私の母は甲状腺疾患だったこともあり、遺伝する場合があると聞いていたので、主治医にも伝えました。

 

主治医:「それは調べておいたほうがいいですね。男性には遺伝しないけど、女性には遺伝しやすいので検査項目に追加しておきましょう。」

 

以前に「口唇ヘルペス」があったこともカルテを見返して指摘され、「ビタミン剤(ビタメジンカプセル25)」を半年分(1ヶ月分のところ半年分頂きました。肌にもいいので)と、「低容量ピル(トリキュラー28)」を半年分、処方して頂きました。

 

今回は薬や検査が多かったので、会計も高め!でしたが、銀行口座引き落としを使えるのもこの病院の便利なところです。

「結果だけを聞きに来院するのは大変でしょ?」と、後日郵送してくれることになりました。

 

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郵送での細胞診結果

2006/05/26

夕方ポストを覗くと、自分で書いた見覚えのある字があり検査結果だ!と、思わずその場で郵便をあけてしまいました。以下表記します。

子宮頚部細胞診:高度異形成は治りました。
血液検査―甲状腺ホルモン:異常なし
クラミジア:陽性、完治していない可能性があります。

「クラミジア検査」は、以前「陽性」で、2週間薬を飲み再検査で「陰性」でした。

クラミジア菌は、「膣(ちつ)にはいなくても、腹部や卵巣に残っている場合があり、その場合「不妊の原因になる」ということで、膣からの採取ではなく「血液検査」で詳しく調べていました。

 

もしここで、血液検査によるクラミジア検査を受けていなかったら、腹部や卵巣に残ったクラミジア菌が悪さをして、その後の自然妊娠につながらなかったかもしれません。

念には念を入れて検査してくれたことに感謝しています!

来週早速、薬を処方してもらいに受診することになりました。

 

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これまでを振り返って・・・

2006/05/29

病院の予約システムが変わり、午前中を予約・午後は来た順番に外来を受ける、ということで主治医の予約は6月末まで一杯。。

仕方なく午後からの診察待ちで受けることになりました。

2時間弱待つと診察室に呼ばれ、忙しそうだけどイキイキとしている主治医に再会しました。

 

主治医:「あ、クラミジアね。前回は2週間薬飲んだと思うけど、今回は3日で2週間持続する抗生物質(ジスロマック)を処方します。なんで前回もそうしなかったんだ? って思うでしょ? 種類が違うんですよ。」

と説明をしてくれます。

 

先週末から風邪なのか咳だけが止まらず、そのことを伝えると「この薬で風邪も一緒に残るよ。」とおっしゃいました。

 

前回、「ビタミン剤(ビタメジン)」を処方されて飲んでいたのですが、3日ほど服用すると、「激しい頭痛と吐き気、目の奥に感じる刺すような痛み」があり、昔、市販の総合ビタミン剤を飲んで同じ反応があったのを思い出しました。

薬の説明書には、副作用として頭痛などは書いてありませんでした。

主治医に尋ねると、

「あーー、ごく稀に合わない人がいます。飲んでた方がいいんだけどね。。1日2回だったのを1日1回にして飲んでみません? 何で処方したかというと、口唇ヘルペスが再発しないように・・・。

sarryさん繊細なんですよ。見かけは元気そうだけど(笑) ほんとごく稀だから珍しいですよ。」

と言われ、とりあえず原因は分かった事もあり服用を減らして飲んでみることにしました。

 

子宮頚部細胞診の結果は、「クラス2」でした。

 

所見に、『 軽度の炎症性変化が見られます。経度に核肥大した扁平上皮細胞が認められます。』とあり気になったので尋ねると、

主治医:「大丈夫ですよ。若い人はみんな炎症があるんです。」

との回答でした。

 

次回の受診は、6ヶ月後・・・ということになりました。

 

若い人はみんな炎症がある 』というのは、つまり、「性交渉や新陳代謝、入浴などで入った雑菌を体が退治してるので炎症がある」という意味のようです。

 

主治医は、看護士や見習い?の医師に、こういうこともあるんだよ、ということを伝授することがあります。

今回のビタミン剤のことや、私の円錐切除後の病理結果を見せながら、

主治医:「彼女は中等度異形成だったんだけど、51型に感染してたから切ってみた。そうしたら、もうほとんど癌(がん)ですよ。

悪さしないウイルス型であれば放っておいていいんですよ。

だけど51型だから勧めたの。

去年、別の女性も軽度異形成で3年様子見てたんだけど、切除してみたら1期の癌(がん)で・・・検査で採取する箇所は決まってるからね、中(子宮体のほう)は採取できないから。

なんとか子宮残して頑張ってますよ。

あなたみたいに若いと、命が助かっても子宮を無くしたら嬉しくないですからね。」

 

自分が感染しているHPV型を知る大切さ」を感じ、「あのまま国立がんセンター中央病院にいたら、癌(がん)になってから治療を受けたんだろうな・・・」と思い、改めてあのとき、病院を移って「HPV-DNA型判定検査(HPV遺伝子検査)を受けたこと」、「主治医に出会えたこと」を感謝しました。

 

病室を出る前に婦長さんから、「今度咳が1週間以上続くことがあれば、内科のアレルギー科で検査を受けてみたほうがいいですよ。」と助言を頂きました。

 

「性行為で移る」というと、確かに受けるイメージはあまり良くなく、なるべくなら言いたくないし、パートナーがいれば、どう伝えるか・・・悩みます。

 

子宮頚癌(子宮頚がん)や異形成のこと以外に、とてもナイーブな問題が伴います。

こういうことを表立って語り合う場所はあまりなく、たとえネット上であっても言いにくい内容もあります。

今後、「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン」や、薬が開発され、日本で実施されるようになる日がくることを願い、子宮頚癌(子宮頚がん)・子宮頚部異形成が無くなる日まで、同じ経験や不安を抱える女性の為に当サイトを運営していきたいと思っています。
 

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