子宮頸がんの前がん病変である【子宮頸部異形成】に関する情報交流サイト

尖形コンジローマ・肛門性器疣贅の検査と症状、治療法、再発、予防法について

尖形(せんけい)コンジローマってどんな病気?

性交渉で低リスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染し、外陰部や尿道口の周りにイボができる病気で、鶏の鶏冠のようなデコボコしたイボが特徴的です。

潜伏期間が数週間から2~3ヶ月と長く、いつ感染したのか気づかずにいつのまにかイボができてびっくりすることが多いです。

尖形コンジローマの症状について

外陰部にイボができるだけで、かゆみや痛みは特にありません。
なんとなくムズムズして触って初めて気が付いたという人が多いです。見ただけで判断がつきますが、中には紛らわしいものもあり、カビと間違われることもあります。

尖形コンジローマを放っておくとどうなる?

放置しておくとイボの数が増えてそれだけ治療に時間がかかります。ポツポツといくつかできている程度から外陰部全体がびっしりイボで埋め尽くされたような重症例まで実に様々です。
普段から洗うときにチェックするなどして、触ってザラつく感じがあれば早めに受診することが大切です。

尖形コンジローマの治療法や再発について

尖形コンジローマの治療法は以下のようなもので、イボを1つずつ取り除いていきます。

  • メスで切り取る
  • 液体窒素で冷凍凝固する
  • レーザーで焼く
  • 液体抗がん剤を塗って壊死させるなど

イボの数が少なければ短期間で終わりますが、多いと完全に取りきるまでかなりの根気が必要です。

治療が不完全だと、妊娠中など体力が低下したときに再発し、分娩時に胎児に感染する可能性があります。
胎児の喉にイボができて気管が詰まり、窒息することもあるので注意が必要です。

 

\その他、「受けておきたい婦人科検診」に関する記事はこちら/

「受けておきたい婦人科検診」記事一覧へ>>

管理人@sarry(さりぃ)

上記記事を読んでも分からないことがあれば、異形成 専用掲示板 でお尋ねください
error: Content is protected !!
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.