子宮頸がんの前がん病変である【子宮頸部異形成】に関する情報交流サイト

生理不順で受診、軽度~中等度異型成をレーザー蒸散術にて治療された道さんの体験談(レーザー治療の詳細あり)

現在32歳独身です。4年ほど前、生理不順の為何気なく婦人科を受診した結果、子宮頸がんの異形成CIN1(軽度異形成を疑う)が見つかりました。検診の結果を知って、今まで経験したことのない絶望感に襲われました。ガンと聞いてショックだったことに加え、子宮頸がんの原因がウィルスだという事実に二重でショックを受けました。誰にも言えない、そう思いました。でも姉だけには伝えて聞いてもらいました。眠れない日が続き、睡眠不足の為、ふらふらになりながら会社に行きました。ふと気がつくと泣いてしまいそうな精神状態でした。子宮けいがんについてネットを検索しては泣く毎日でした。

それから1年後に母に伝えました。母から「今までお前が一人で抱えていたと思うとかわいそうで、つらかっただろうに」と言われ、母の優しさに嬉しくてまた泣いてしまいました。それから少しずつ眠れるようになり、自分がどれだけ運が良かったのかを冷静に考えられるようになりました。

異形成が見つかったときは、見つかってしまった!という思いばかりでしたが、子宮けいがんについて書かれているサイトやブログを拝見し、どれだけ恵まれているかを知りました。同時に不幸だ、と勘違いしていた自分が本当に恥ずかしくなりました。

 

以下、観察日記です。

  • 4年前(平成20年) 生理不順の為クリニックの産婦人科を受診

結果 異形成が見つかる(CIN1)

HPVリスク型  陽性

  • その後三か月毎の経過観察が始まる

細胞診とコルポ診を欠かさず受診し続け、結果はいつも軽度か中等度の異形成。

  • 平成23年7月頃 主治医から、レーザー治療を勧められ、大きな総合病院を紹介される
  • 総合病院でコルポ診 結果 中等度異形成

8月レーザー治療を行う。

  • 術後1週間、傷口の経過観察 順調に回復
  • 術後3カ月検診 Ⅱ 異常なし

⑦術後6カ月検診 Ⅱ 異常なし/ HPV 陰性

次回は6カ月検診との事です。

 

③のレーザー治療に関して記述したいと思います。(あくまで私の場合です)

お尻に座薬を入れ、本当に短い時間、頸部にレーザーを当てます。時間は感覚ですが5分ほどだったと思います。痛みは全くなく、少しズシンと重たくなる感覚はありましたが、手術後も痛みも出血もなく、そのまま歩いて帰りました。翌日は普段通りに仕事をしました(デスクワークです)。とても短時間で済み、体への負担もあまりありませんでした。

 

術後一週間の制約は

  • 湯船につからない
  • 激しい運動はしない(ウォーキング程度なら問題ありません)
  • 性行為の禁止

1週間は水のようなおりものが1週間くらいあり、ナプキンで過ごしました。

術後1週間で「経過良好」との結果の為、上記の制約も解除され、水のようなおりものも徐々に少なくなりました。

 

次回は6カ月後です。2回連続で異常なしでしたのでほっとしております。

レーザー治療に関してはあまり情報がなく、自分自身不安でしたが、私の体験が皆様のお役に立てばこれほど嬉しい事はありません。このサイトで私は皆様から元気を頂きました。本当にありがとうございました。今では親しい友人に子宮けいがんについて伝えて、受診を勧めています。これは私だけの問題ではなく、女性みんなの問題ですよね。

私の経験が皆様の不安を少しでも解消できればと、体験記を投稿致します。

また次回の検診結果もご報告いたします

▽管理人@sarry:検診の大切さ・・これにつきます!

 

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